エチオピアのOLPC

OLPCについてのブログを見ていたら、OLPC Newsというブログにオイラの故郷エチオピアの話が。

OLPCのアイデアの基には、構成主義(Constructionism=子供たちが何かを為し作ることを通して学ぶという教育の哲学)というのがある。つまり、OLPCを各生徒に一台づつ渡して、あーでもない、こーでもないと好きにいじくることで、色々な情報に触れて学べるってこと。確かにそんな学習方法は楽しそうである。

一方、エチオピアの教育現場では先生は絶対の存在で、生徒は先生に従うべきというのが通常のスタイル。自分で好き勝手なことをするなどもってのほか。確かに、自分がエチオピアの高校で先生をやっていたときにも、先生の威厳が日本の学校よりも数倍あるなぁと感じたものです。今回、OLPC Newsでは、エチオピアの学校教室におけるOLPCについての報告書から、以下の指摘をしている。

「上下関係が厳しいエチオピアの教育現場では、生徒はOPLCで自ら進んで色々なことをやってみようとしない。それは、興味がないのではなく、先生が指示したこと以外のことをするのは良くないことという意識があるからだ。」

なるほど。確かに自分がエチオピアでIT教師をやっているときも、先生の指示通りの操作をすることが絶対で、好き勝手生徒にPCを触らせるなんてことはなかった。ちなみに、OPLC Newsのブログには、先生が生徒の前でOLPCの操作方法を説明してる写真が。トップダウンな教育方法ですな。構成主義とは違うなぁ。

それでも、OLPCを使用し出したことで、先生達は授業でグループワークをやりだしたそうな。そして、それはこれまでのエチオピアの指導方法を改善させることにつながっているという、こんなポジティブインパクトもある。

改めて思うのは、やはりITはツールであり、それを活用することを通じて、より重要なことの本質が見えたり改善されたりする点に単にオートメーション以上の価値があるのだろう。エチオピアの教育レベルを上げるのにOLPCがどう役立つのか?はまだよくわからないけれど、OLPCをきっかけにして教室での指導方法に新しいグループワークという選択肢が加わったことは大きな改善だと思う。

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