アムハリックでメールが書ける!

「アムハリック」とは「アムハラ語」のこと。この「アムハラ語」、母音と子音からなり、全部で200文字近くある。アフリカで唯一独自の文字をもつエチオピアの公用語だ。

Googleがこのアムハラ語をGmail等で使えるようにしたというニュース知ってビックリ。
以前は、誰が作成したのかは知らないけれど「Power Geez」というソフトがあり、エチオピアのPCにはこれがインストールされていて、ワードやエクセルでアムハラ語が使えるようになっていた。でも、このPower Geezは日本語のローマ字入力みたいに、子音+母音でタイプする仕組み。
日本人にはわかり易いけれど、日本語みたいに50音ならタイプ方法を覚えるのも楽だが、200音近くあるアムハラ語はそれが結構大変。ShiftキーをやCtrlキーも使う必要があった。さらに、それでもタイプできない文字があり、シンボルの挿入を多用していた。
で、アムハラ語でE-mailをするときには、アムハラ語をワードで書いて、添付ファイルとして送信するしかない(実際、こうやっているエチオピア人が結構いました)。しかし、Power Geezのバージョンが違ったり、ワードのバージョンが違ったりすると、文字化けしてしまうことも・・・・。

そんな苦労をしているエチオピア人達に、このニュースは本当に朗報だと思う。G-mailで普通にアムハラ語が使え、さらにタイプ方法がシンプル。「音」をアルファベットで打ち込めば、アムハラ語に変換可能。変換候補が複数表示され選べるようになっており、なんだか日本語でいう漢字入力みたいなもの。これはすばらしい使い勝手だろう。凄いなぁ、Google。2004年頃エチオピアに居たとき、「マイクロソフトがWindowsアムハラ語版をリリースしようとしている」という噂を耳にしたが、Googleの方が一枚も二枚も上手だと感じる。

ICT4Dの話になると、「途上国の人々にインターネットを提供しても、ネット上の情報の80~90%以上が英語なので、非識字率の高い貧困層は結局ネットの恩恵を受けられない」とか、「田舎の人々は文字が読めないので、携帯を持っていても、テキスト利用のメリットを受けられない」といった注意点が良く指摘されている。確かにその通りだけれど、もしかすると、テクノロジーの進化が、非識字率の問題をも簡単に解決する可能性も十分ありえそうだ。今回紹介したG-mailの他にもGoogle translate高齢者や障害者向けの携帯技術、etc、今後もこいうったテクノロジーの革新に期待したい。

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