ICT4Dでの支援情報システムの可能性

先日、このブログに「日本のICT4D関係者に会いたいのですが・・・」というコメントを残してくれたミシガン大学助教授(Joyojeet氏)の方と会いしまいた。どんな方で何をしている方なのか、分からぬことが多く会って何を話すかちょっと不安だったのですが、会ってみたら色々と面白い話が出来ました。

「Text Speech Engine (PC上のテキストを読上げる機能)について、・・・」とJoyojeetさんが話出したときに、技術面のテーマが研究対象なのかな?とおもいきや、その応用についての話で面白かった。
テキスト読み上げツールを使った視覚障害者向けの支援や、読み書きが出来ない貧困層もテキスト読み上げツールを活用することで情報へアクセス可能となる可能性、さらに、より使いやすいPCがあれば障害者や非識字者も職を手に入れることが出来る可能性などを探るための研究・活動をしてるとのこと。シエラレオネ、リベリア、インド等多くの途上国での経験もあり、インドではバンガロールのマイクロソフトリサーチでKentaro Toyama氏と一緒に複数マウス(Multiple mice)の研究に取り組んでいた方でした(←偶然ですが、自分が大学院の研修旅行でバンガロールのマイクロソフトリサーチを訪れたときに、耳にしたプロジェクトでした)。

ICTを活用した障害者支援(支援情報システムというらしい)については、東京大学先端科学技術研究センターが研究しており、その関係者との会合で来日したとのとこ。テキスト読み上げツールの対応言語は限られているので、今後、色々なマイナー言語も含めてテキスト読み上げツール開発のニーズはありそうだし、さらに支援情報システムの進歩は、これまで職を手にすることが困難だった視覚障害者や非識字者への雇用機会増加にも繋がるという有望な分野であると聞いて、勉強になった。そういえば、エチオピアにいたときに、盲学校への支援としてテキスト読み上げツールとPC機材&点字印刷機材を供与する草の根プロジェクトがあった。このようなICT4D分野も興味深い。

また、ミシガン大学でもICT4D関連の勉強が出来るということなので、ICT4D分野の進学を考えている方は、ミシガン大学も要チェックかも。来年2月に再び来日予定とのことなので、そのときに、「支援情報システムの途上国での活用」といったテーマで話をお聞かせ願える場を設けてみようかと思います。

ICT4Dでの支援情報システムの可能性」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 【公開勉強会】米国ミシガン大学Joyojeet Pal 助教授講演「途上国における障害者支援分野でのICT利活用について」 « ICT for Development.JP

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中