アフリカでオフショア開発

アフリカのICTビジネスというと、モバイル・バンキングをはじめとする携帯電話サービスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。でも、携帯だけでなく、ヨーロッパなどからはコールセンター事業を請け負っているケースもあり(特に仏語圏アフリカでは欧州仏語圏からの受注に向けて積極的な様子)。そして、オフショア開発の可能性も。例えば、ガーナでは「eGhanaプロジェクト」としてICT分野で世銀から4000万ドルの支援を受け、BPOサービスの促進を図っているという。

そして、なんと日本企業でもアフリカでオフショア開発を実施する企業がありました。最近、オフショア開発というとチャイナリスクから、ベトナム、マレーシアやミャンマーといったアジア諸国の話が良く日経コンピュータなどに掲載されていましたが、アジアを飛び越えアフリカへ。レックスバート・コミュニケーションズ株式会社というIT企業がルワンダでのオフショア開発事業に取り組んでいるのです。以前、このブログでもルワンダがIT立国を目指しているという話は掲載したことがありましたが、日本企業との連携が出来るとは、なんとも嬉しい話。私の第二の故郷エチオピアでもIT企業が日本企業と連携する日が来ることを願ってます。そう遠くない未来かも。

アフリカでオフショア開発」への5件のフィードバック

  1. Ozaki Yuji

    面白い事例ですよね。
    ルワンダの件は、JETROの開発輸入企画実証事業で採択された案件。2012年度採択案件を見ると、ゴマやオーガニックコットン、カカオやコスメ竹製品など想像しやすい一次産品に近いものだけではなく、アフリカ音楽やIT(ソフトウェア開発)という三次産業的なネタもあるところが経産省っぽい(外務省系なら一発即死ネタでしょう)。
    レックスバート・コミュニケーションズさんのモデルは、テスト工程の外注・技術者の常駐派遣という、オフショアではオーソドックスなものですね。ルワンダ人全体がOKというものでもないでしょうけど、技術者は国籍ではなく個人の資質である、ことの証左でしょう。
    この事業では、JETROは経費を上限500万円まで支援するのみですが、それ以上に「JETRO(go.jpドメインの組織)事業」の名前を使えるのが大きそうです(ビザ取得や便宜供与、日本国内の顧客への根拠提示等において)。

    e-Ghanaは書面上の計画通りには進んでいないようですが、進捗するかどうかは別として、とりあえず計画をブチ上げるだけでも経済効果はあるかもしれません。一年前にIBMがガーナに調達センターを開設していたり、Huawei(華為技術)は、NITA(ガーナ情報通信庁)と組んで大統領府にテレビ会議システムを供与したりする動きがありますね。e-Ghana向けのデータセンター建設と保守要員育成を中国が手がけているようですし。日本企業は動きにくいだろうな….商社がIT方面には動きづらいし、箱モノでは中国と韓国が仕掛ける低コスト競争(かつ回収リスクが高い)に飲み込まれるのも辛いでしょうしね。

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    1. tomonarit 投稿作成者

      Ozakiさん
      相変わらずお詳しいですね!今度、オフ会やりますので、ご都合よろしければ是非ご参加下さいね。ルワンダのあっちゃんさんも来る予定ですので。

      返信
  2. ピンバック: ルワンダでのオフショア開発がわかるサイト | ICT for Development.JP

  3. ピンバック: 2013年のまとめ | ICT for Development.JP

  4. ピンバック: 「【最後のフロンティア-アフリカ】Start-Upセミナー:ICTを活用した最新ビジネス」開催のお知らせ | ICT for Development.JP

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